見積り技法①

プロジェクトマネージャ試験の参考書から学んだことをつらつらと書いていきます。

ソースコードのステップ数で表現した開発システムの「開発規模(Kstep)」と、
各工程別の「標準生産性(kstep/人月)」を用いて、工数を見積もる方法である。


 総開発工数(人月)= 開発規模(Kstep)/ 標準生産性(kstep/人月)


プログラムの難易度別に平均ステップ数を設定し、
プログラム本数と乗じて、開発規模(総ステップ数)を算出する。


次に、標準生産性を使って工数を算出する。
例えば、要件定義工程では、
「一人で一ヶ月かけて、10kstep分作成できる」といった場合、
開発規模が200kstepであれば、要件定義に20人月かかる事になる。


この標準生産性は、開発言語によっても異なるし、
会社に応じて異なる点に注意が必要である。