今更ながらGroovyを使ってみる①

今更ながらGroovyを使ってみます。

■Groovyとは

wikipedia:Groovyより、
Groovy(グルービー)は、Javaプラットフォーム上で動作するアジャイルな動的プログラミング言語である。


Groovyの特徴は以下である。
JVM上で動作するスクリプト言語である(事前コンパイル可能)
Javaと親和性が高い(Javaでできている)
Java技術で培われてきた開発インフラやライブラリ、ノウハウ、ツール、JVM最適化技術などの多くをそのまま流用できる
Java技術者にとって導入の敷居が低い
Apacheソフトウェア財団の管理になる(しばらくは安泰?)

■はじめてのGroovy

まずは、HelloWorldを書いてみる。Javaと比較してみると違いがわかりやすい。


Java

public class HelloWorld {
  public static void main (String[] args) {
    System.out.println("Hello World !!");
  }
} 


【Groovy】

println "Hello World !!"


スクリプト言語なので、非常に簡潔な記載が可能である。
ちなみに、Javaの構文で記載しても動く。
下記のように、Javaの構文とGroovyの構文が混ざっていても動く。
非常に自由度が高い。


Java+groovy】

public class HelloWorld {
  public static void main (String[] args) {
    println "Hello World !!"
  }
} 

■自分なりのGroovy活用法

簡潔に記述できるため、非常に生産性が高い言語と思う。
ただ、比較的新しい言語は、様々な事情(例えば、客先都合など)で、採用するのが難しい場合が多い・・・
なので、下記の用途で使っていく。
・ツール開発(例えば、仕様書から定義ファイルを作成するなど)
ユニットテスト(テストコードは客先都合等の制約を受けない場合が多い)