クラス図(関連)
クラス間の意味的なつながりを関連と呼びます。
どのような繋がりであるかを関連名と関連端で表現します。
また、あるクラスAを基準にクラスBを関連させた場合に、
クラスAに対してクラスBが対応する数を多重度として表現します。
こんな感じですね。
社長は社員に給料を払う、社員は給料を貰って労働力を提供するという雇用関係を表現しています。
社長は一人ですが、社員は複数なので多重度も表現しています。
多重度の表現はこんな感じです。
多重度 | 意味 |
1 | 厳密に1 |
* | 複数 |
---|---|
0..* | 0以上 |
0..1 | 0 or 1 |
1..* | 1以上 |
2..5 | 範囲指定(2から5まで) |
1,3,5 | 1 or 3 or 5 |
1,3..6 | 1 or 3 or 4 or 5 or6 |
あと、誘導可能性というのもあるそうです。
初めて知りましたが、矢印が付いている関連(A→B)は
AはBを知っているがBはAを知らないという表現なんだそうな・・・
上のクラス図に当てはめると、
社員は社長を知っていますが、社長は社員の全員を知らないかもですね。
こんな感じかな・・・たぶん。