Webのユニットテスト⑧ Java

ユニットテスト Selenium

前回の続きです。
いろいろなブラウザでユニットテストを実行する仕組みを組み込んでおきます。


ユニットテスト時に使用するブラウザは、
WebTester.properties内の「SeleniumTest.Browser」で切り替えを行います。


■WebTester.properties

# テスト対象サーバのURL
SeleniumTest.Url=http://localhost:8080/

# テスト対象のWEBアプリケーション名
SeleniumTest.App=WebAndDbUnitSample

# テストで使用するブラウザ
SeleniumTest.Browser=*iexplore


SeleniumTest.Browserには、
Seleniumがサポートしている以下のブラウザを設定できます。

*iexplore
*firefox3
*googlechrome
*opera
*safari


例えば、FireFoxでユニットテストを実行したい場合は↓になります。

# テストで使用するブラウザ
SeleniumTest.Browser=*firefox


今回は、ブラウザ毎のプロパティファイルを作成して、
Ant側でプロパティファイルをコピーすることで、接続先と対象ブラウザの切り替えを行います。


例えば、IEとFireFoxでユニットテストをしたい場合は以下のファイルを用意しておいて、
Ant側で「XXXXX-WebTester.properties」→「WebTester.properties」に変更して、ユニットテストを実行します。


■iexplore-WebTester.properties

# テスト対象サーバのURL
SeleniumTest.Url=http://localhost:8080/

# テスト対象のWEBアプリケーション名
SeleniumTest.App=TEST-WebAndDbUnitSample

# テストで使用するブラウザ
SeleniumTest.Browser=*iexplore

# スクリーンショット保存ディレクトリ
SeleniumTest.ScreenshotDir=screenshot

■firefox-WebTester.properties

# テスト対象サーバのURL
SeleniumTest.Url=http://localhost:8080/

# テスト対象のWEBアプリケーション名
SeleniumTest.App=TEST-WebAndDbUnitSample

# テストで使用するブラウザ
SeleniumTest.Browser=*firefox

# スクリーンショット保存ディレクトリ
SeleniumTest.ScreenshotDir=screenshot