③CoreOSでDockerしてみる（Dockerを使って、Jenkinsをインストール）

Dockerを使って、Jenkinsをインストールしてみます。

■Dockerイメージの取得
公式のDockerイメージが配布されていますので、そちらを利用します。
下記コマンドでイメージを取得します。

docker pull jenkins

■Jenkinsコンテナの起動
下記コマンドでコンテナを起動します。

mkdir /home/core/jenkins_home
sudo chown 1000 /home/core/jenkins_home
sudo docker run --restart=always --name jenkins -d -p 8080:8080 -v /home/core/jenkins_home:/var/jenkins_home -v /etc/localtime:/etc/localtime:ro
 -e JAVA_OPTS='-Duser.timezone=Asia/Tokyo -Dfile.encoding=UTF-8 -Dsun.jnu.encoding=UTF-8' jenkins

・[--restart=always]オプション指定で、OS起動時に自動起動します。
・[--name jenkins]でコンテナ名を指定します。
・[-v]オプション指定で、Dockerコンテナが停止しても、/home/core/jenkins_homeにデータが残ります。（データの永続化）
・[-p 8080:8080]でポート番号を指定する。とりあえずそのまま。
・[-v /etc/localtime:/etc/localtime:ro]でホストと時刻同期する。（同期しないとコンテナ内はUTCになる）
・[-e JAVA_OPTS='-Duser.timezone=Asia/Tokyo 〜]でJenkinsのタイムゾーンとファイルエンコードを指定する。

http://:8080/ にブラウザからアクセスします。

また、Dockerの仮想コンテナは、パラメータで、コンテナ名、ポート番号、データ永続化フォルダが指定できるので、１サーバ内にJenkinsを複数立ち上げることもできます。
JENKINS_HOME等が競合しないので、便利ですね。

sudo docker run --restart=always --name jenkins1 -d -p 8081:8080 -v /home/core/jenkins_home1:/var/jenkins_home jenkins
sudo docker run --restart=always --name jenkins2 -d -p 8082:8080 -v /home/core/jenkins_home2:/var/jenkins_home jenkins
sudo docker run --restart=always --name jenkins3 -d -p 8083:8080 -v /home/core/jenkins_home3:/var/jenkins_home jenkins