GroovyでExcelファイルの読み込み④

GroovyでExcelファイルの読み込みをしてみます。

■GroovyでExcelファイルの読み込み

package sample

// いろいろと方法がありますが、今回は、GExcelAPIを使用します。
// GExcelAPI:https://github.com/nobeans/gexcelapi

// Groovyの標準的なモジュール管理ツール Grapeも使ってみます。
// @Grab( 〜 )で、利用するライブラリを定義すると勝手にダウンロードしてくれます。
// @GrabResolver( 〜 )で、ダウンロードURLを定義します。

@GrabResolver( name='kobo-maven-repo', root='https://github.com/kobo/maven-repo/raw/master/release' )
@Grab("org.jggug.kobo:gexcelapi:0.2")
import org.jggug.kobo.gexcelapi.GExcel

// Excelファイルの読み込み
def book = GExcel.open( 'sample.xlsx' )
def sheet = book[ 'Sheet1' ]

// セル値の参照
println sheet.A1.value		// セル名指定
println sheet.getRow( 0 )[ 0 ]	// 行列番号指定

// 全行を参照
for( row in sheet.rows ) {
  println row[ 2 ]	// 3列目の値
}	


GExcelAPIを使うと簡潔に書けます。(Javaも利用できるので、ApachePOIやJExcelAPIも利用できます)
通常は、GExcelAPIのJARファイルをダウンロードして、クラスパスを通す必要がありますが、
Grapeのアノテーションを記載しておくと、その作業を自動でやってくれます。便利ですね。