要員問題の原因と予防的対策

プロジェクトマネージャ試験の参考書から学んだことをつらつらと書いていきます。

  • 要員問題の原因と予防的対策

要員に関する問題が発生し、
プロジェクト体制の変更を余儀なくされる原因には、次のようなものがある。

  1. 別の重要プロジェクトからの招聘による離脱
  2. 要員の病気、怪我、欠勤、退職等
  3. 派遣会社の引き上げ
  4. 人事異動
  5. 要員間のトラブル
  6. 要員の能力不足の発覚


これらのリスクに対して、
本番稼働時期が絶対に延期できないシステム構築の場合は、
上記原因による要員の離脱も考慮して、プロジェクト体制を計画しなければならない。
※野球に例えると控え選手を用意しておくイメージ。但し、費用は上積みされる。


また、プロジェクトを兼務しているメンバや新人など、
能力が未知数のメンバ、新技術を扱うプロジェクトの場合などは、
リスク管理の観点から重点的に管理する項目を決めておく。
例えば、プロジェクトを兼務しているメンバの場合、
他プロジェクトの稼働時間、当該プロジェクトの稼働時間、
想定どおりの生産性であるかを重点的に管理していく。