アドルフに告ぐ

小学生か中学生の時に、学校の図書室でハマった手塚治虫作の漫画です。
これを読んで以来、ブラックジャックブッダを読んで、手塚治虫すげぇぇ〜ってなりました。


ebookjapanで売ってるのを見つけたので、思わず衝動的に購入してiPhoneで観ました。
さすがに10年以上経つとストーリーをすっかり忘れてましたね・・・
時間を忘れて読みふけっていましたよ。


アドルフに告ぐ (1) (文春文庫)

アドルフに告ぐ (1) (文春文庫)


物語は、第二次世界大戦前後のドイツにおけるナチス興亡の時代を背景に、
三人のアドルフと峠草平という日本人を軸として展開してきます。
三人のアドルフとは、アドルフ・ヒットラー、アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル です。


ユダヤ人を劣等民族として忌み嫌い、
虐殺していたナチス・ドイツ総統である「アドルフ・ヒットラーユダヤ人の血を引く」という機密文書を巡って、
2人のアドルフ少年(アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル)の友情が
巨大な歴史の流れに翻弄されていく様と様々な人物の数奇な人生を描いています。


人種差別、戦争の悲惨さや虚しさなど、いろいろ考えさせられる描写もあります。
内容はどちらかというと大人向けなのかも。大人が読んでも満足するような漫画ですね。
というか、「アドルフ・カウフマン」人格変わりすぎ〜 洗脳教育って怖いと思いました。