Apache Click で Hello World ②

前回の続きです。
Hello Worldを表示してみます。

ページの追加

新規作成でClickページを作成します。


helloパッケージ以下にクラスを作ります。


[ページクラス] /HelloApacheClick/src/hello/Hello.java
[HTMLテンプレート] /HelloApacheClick/WebContent/Hello.html
が作成されました。


ページクラスとHTMLテンプレートの名前を合わせておけば、
自動マッピングされるみたいですね。(設定ファイルの記述が不要)


■Hello.java
HelloWorldメッセージを出したいので、msgプロパティを追加しました。

package hello;

public class Hello extends net.sf.click.Page {

  public String msg = "わしが男塾塾長、江田島平八である!";

  public Hello(){
  }

}


■Hello.html
HelloWorldメッセージを出したいので、「$msg」を追加しました。

<html>
  <head>
    <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=UTF-8">
    <title>Blank</title>
    $imports
  </head>
  <body>
   $msg
  </body>
</html>


自動バインディングされるので、ページクラスのmsgプロパティを
HTMLテンプレート内の$msgで呼び出す事ができるみたいです。


Apache ClickのHTMLテンプレートではApache Velocityを使っています。
Apache Velocityの構文はそんなに難しくないですね。
ひとまず、↓を押さえておけば問題ないみたいです。

構文 機能
##コメント 1行コメント
#*コメント*# 複数行のコメント
$変数名 参照するオブジェクトの文字列表現
#foreach($変数1 in $変数2) ・・・ #end 繰り返し処理
#if(条件式)・・・[#elseif(式)]・・・[#else]・・・#end 条件文

実行してみる

プロジェクトを選択して右クリックメニューの[実行]→[サーバで実行]でTomcatが起動します。


http://localhost:8080/HelloApacheClick/Hello.htmを入力すると表示されます。




エラーが発生するとApache Clickがエラーページを表示してくれます。





うーん、簡単に実装できますね。
自動マッピングと自動バインディングは便利だし、さくさく開発出来そうですね。
Apache Clickやっぱりいいかも(´∀`*)ウフフ